ダイエットで体重を減らすために削ぎ落としたいのはやっぱり脂肪ですよね。
脂肪には内臓脂肪や皮下脂肪などいくつかの種類があります。

特に代表的なものが内臓脂肪と皮下脂肪です。これらについて理解を深めることで内臓脂肪と皮下脂肪の落とし方、蓄積の原因などをしっかりと知ることが効果的なダイエットに繋がるので分かりやすくまとめました。

今回は、内臓脂肪と皮下脂肪の違いについて紹介させて頂きます。

内臓脂肪と皮下脂肪の違い

皮下脂肪と内臓脂肪はいずれも体脂肪のことですが、蓄積する場所が異なります。

内臓脂肪

内臓脂肪は、おなか周りを中心に蓄積する脂肪です。
内臓脂肪が増えるとポッコリしたお腹になり、ダイエットしようと思い立たせる多くのきっかけになる脂肪です。

皮下脂肪

皮下脂肪は、皮膚のすぐ下に蓄積する脂肪です。
全身に皮下脂肪は付きますが、特に下半身に集中して付き、お尻や太ももの脂肪は皮下脂肪にあたります。

内臓脂肪と皮下脂肪の役割

内臓脂肪と皮下脂肪の役割を簡単に紹介しましょう。
内臓脂肪は適度なら身体にいいことをしてくれるのですが、内臓脂肪が多いと病気のリスクが高まります。

内臓脂肪が増えすぎると生理活性物質の分泌異常が起こり、生活習慣病(糖尿病や高血圧など)を引き起こす恐れがあります。

皮下脂肪は、下半身に付きやすいので増えすぎると腰や膝に負担がかかりやすくなりますが、病気には直結しないとされています。
皮下脂肪は、体を守る大切な働きを担っています。

クッションの役割や、エネルギーの貯蓄をしています。
皮下脂肪は脂肪酸に分解されて体中の血管をまわってエネルギー源として筋肉などで使われます。

内臓脂肪と皮下脂肪、どちらにも役割がありますが、暴飲暴食によりお腹周りや下半身に脂肪が増えたら、落としやすいのはお腹周りの内臓脂肪です。
下半身の皮下脂肪は生命の予備タンクのようなもので、ダイエットで落とそうとしても落ちにくい傾向にあります。
短期間で落ちるのはお腹周り、長期的にみなければいけないのは下半身と覚えておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか？
今回は、内臓脂肪と皮下脂肪の違いについて紹介させて頂きました。

小難しい話しは割愛して内臓脂肪と皮下脂肪の違いを分かりやすくまとめました。
最後に、内臓脂肪は男性が蓄積しやすく、皮下脂肪は女性が蓄積しやすい傾向にあるようです。

脂肪は、身体の為のエネルギー貯金なのでゼロになることはありません。
内臓脂肪や皮下脂肪は暴飲暴食がまず、増加の原因です。

次に運動不足、基礎代謝量の低下、最後に睡眠不足も脂肪を蓄積する原因といわれています。
食事の見直し、適度な運動、正しい生活習慣が内臓脂肪と皮下脂肪を落とす方法ですので内臓脂肪と皮下脂肪にお悩みの方は自身の生活を見直されて下さい。